家庭学習の実験室

学校・塾にお任せってもったいない! こども(10歳&6歳)と大人の共同研究。

若いってすごい。音読 “平家物語 巻第一 祇園精舎” “花燃ゆ” 19~21話

こちらから、子ども2人、平家物語の音読暗唱をすることに、先週月曜日に決定。

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音読暗誦したのは

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂に は滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高・漢の王莽・梁の周伊・唐の禄山、是等は皆旧主先皇の政にも従はず、楽みをきはめ、諌を も思ひいれず、天下の乱れむ事をさとらずして、民間の愁る所を知らざッしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。近く本朝をうかがふに、承平の将門・天 慶の純友・康和の義親・平治の信頼、此等は奢れる心もたけき事も、皆とりどりにこそありしかども、まぢかくは六波羅の入道前太政大臣朝臣清盛公と申し人 のありさま、伝えうけ給はるこそ、心も詞も及ばれね。”

 

と、ここまでなのですが、

音読を月曜日に2-30分した後、数回、本当にほんの数回読んだだけなのに。

もう暗誦できるのが9歳。若い脳ってすごいんですね。確かに語呂もよいので、暗誦しやすい文章だとは思います。いやー 恐れ入ります。5歳はひらがなに起こしたものをようやく今日用意したので、これからですが、耳で聞いて憶えているところもかなりあって、大人と違うなあとしみじみ毎回思い知る。

 

花燃ゆもオンデマンドで追いかけ視聴中。芸妓の辰路と文の夫、久坂の不倫を説明するのもなんだかなーと思いつつも、一応説明。こうやっていろいろ知るのね、子どもって。